JAPAN lacrosse 一生モノの君たちに

自分のやりたいと向き合う大切さ

Follow Your Heart

本記事では、株式会社リクルートの『HR エージェント division』に所属する、平松依里子さん。

平松さんがラクロスの新歓に向けたワークショップに関わって感じた魅力について語っていただいた。

(2022年3月28日)

 

プロフィール


平松 依里子 (ひらまつ よりこ)

大学時代では、フリーペーパーやWebサイトを作成するサークルに所属し、「幽霊部員を作らない」、「全員がイキイキに活動する」ことをモットーに精力的に活動。

卒業後は、株式会社リクルートに入社し、現在では、『リクルートエージェント』をメインサービスとする人材紹介領域の部署(HRエージェントDivision)に所属

「HR AGENT COLLEGE(社内の手上げ制研修)」の一環として、ラクロス大学チームの新歓に向けたワークショップに関わり、それぞれチームの本当の魅力とは何か、考えさせるきっかけを提供した。

 

まずはお仕事について聞かせてください。

社会人1年目~3年目は、仙台でリクナビの法人営業を行っていました。

「社員がイキイキ働くためにはどうすればよいか?」という組織活性の領域にも範囲を広げて仕事を行いたかったため、「手を挙げて、面接に受かれば希望の部署に異動できる」という社内の制度を使って、現在の部署に異動しました。

現在は「HR AGENT COLLEGE」という研修やDivision内の社員総会のような「キックオフ」の企画運営などを行っています。

 

大学時代のサークルの活動内容と現在の仕事内容に重なるものがあるように感じます。

そこに平松さんの「ワクワク」が詰まっているのでしょうか。

確かに大学時代のサークルと現在の仕事は似ている部分があります。
現在の仕事は、株式会社リクルートが大切にしている「個の尊重」を体現していると思っています。一人一人が輝くためには、どのような機会や場があればよいかを日々考えており、とてもやりがいを感じる仕事です。

株式会社リクルートでは「Follow Your Heart」を掲げており、個人の大切な事や夢中になれることを通じて、人や組織がより良い未来に踏み出すことを大事にしています。


平松さんの原点になっている「個の尊重


「個の尊重」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。

人はそれぞれ異なる好奇心や強みを持っており、その違いこそが価値を創る。という考え方です。誰しも苦手やできないことはありますが、だからこそ、互いに補い合いながら、それぞれが心から夢中になれることを頑張ればいい、と考えています。

JLAさんとコラボした「HR AGENT COLLEGE」も、プロジェクトメンバーは、強制で参加したのではなく、自分で手を挙げて、業務外の活動として参加しています。これも「個の尊重」の1つと感じています。

*JLA : 日本ラクロス協会

 

普段、どんな時に「個の尊重」がなされていると感じていますか?

業務の中で、私たちは決められた方法で上司に言われたことをこなすのではなく、自分で意思を持ち、仕事を進めるようにマネジメントを受けています。社歴の長さや役職に関係なく、任された範疇で、意思決定権を持たせてもらい、責任の伴う仕事を進めています。

また、普段からチームワークを大切にしているので、新しい体制、メンバーになっても、当たり前のように個人の特性や人となりを理解しようという風土からも感じますね。

 

「個の尊重」を大切にするために、意識していることはありますか?

何の仕事をするかもそうですが、「誰とどんな環境で仕事をするか」を意識しています。良い仕事をするためのベースとして、コミュニケーションが必要だと理解しているので、現在のようなリモート主体の環境であってもお互いにコミュニケーションをとることは意識しています。


自分のキャリアを「選ぶ」ということ


平松さんの今後のビジョンを教えてください。

HR AGENT COLLEGEを通じて、「キャリア教育」には関わっていきたいと思っています。

転職が当たり前になってきた世の中で、キャリア教育への関心は高まっていると感じます。
就職活動の時期よりももっと前から、自分のキャリアを意識して自分を見つめることが出来れば、より自分らしく生きることに繋がるのではと考えています。

具体的には、今回のプログラムのように、自分で身につけた力が社会でも通用するという事を認識することも、自分を見つめ直す1つの方法であると思います。

 

数年前から新勧に関する企画に取り組んで頂いているのも、平松さんの「自分で自分の将来を選んでほしい」という思いからきているのでしょうか。

そうですね、

JLAさんとコラボした目的の1つに、HRエージェントDivisionの社員に自分のスキルは、汎用性が高いスキルであるということに気づいてほしいという思いがありました。

学生の皆さんからは「自分たちのチームの魅力を言語化出来た」という声をもらいましたし、社員からは「普段使っているスキルが、日常業務以外でも通用することに気づけた」という声が上がっていました。
いずれも狙い通りの成果が出ているのではないかと感じます。

 

最後に、「自分がやりたいことと向き合う」点において新入生へメッセージをお願いします。

学生と社会人の違いは、自分で決められる範囲の広さだと思っています。
大学生は社会に触れる機会も増えて、勉強することもどんな生活を送るかもある程度自分で選択しなければいけません。

決まっていることも自分で決めなければならないことも両方が存在する環境に身を置くことで、「自分で選択する」ということの素地が出来上がると思います。

 

 


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